えびの市農業協同組合は地産地消をすすめています。

Stock raising

おめでとう!宮崎牛 日本一 連覇!

むせかえるような猛暑に見舞われる平場に比べて、みどりの風が吹き渡る高原に生気が漂う。標高700mの高原にあるこの牧場では、80頭の黒牛がひんやりと涼しい畜舎でのんびりエサを食べている。育ち盛りの子牛の濃厚飼料を除き、繁殖黒牛の飼料は、稲わらやイタリアンライグラスなど地元で生産され、粗飼料の自給率ほぼ100パーセントです。


一年を通して朝夕の高原特有の気温差が、締まった良食味の“しもふり高原牛”を育てます。


畜産生産高(平成22年度) 単位:額、羽、万円

生産農家(戸) 数量(頭、羽、キロ)
子牛 511 3,193
肉牛 12 1,027
乳子牛 19 131
子豚 20 319
肉豚 4 1,812
牛乳 19 4,540
鶏卵 5 1,486
肉馬 2 1
その他 369
合計 592 12,878

上浦地区 繁殖牛農家 日高 利秋さん

「父から10頭足らずの牛を引き継いで53頭まで増頭し、30年以上もウシ飼い一筋です。耕種農家の稲ワラとたい肥の交換を行い、粗飼料は全量えびの産を使っています。飼槽から運動場への移動で、毎日牛を観察し、ちょうとした変化も見落とさないようにしています。家族とのコミニケーションを大事にするため、現状維持でいきます」

 

育成牧場・キヤトルステーション肉用牛生産基盤強化事業では、高齢者農家などから、生後4カ月の子牛80頭をあずかって育て、せり市に出荷しています。

上向江地区 肥育牛農家 松下 啓紀さん

「常時、180頭あまりを肥育し、地元産のワラなど自給飼料を使っています。毎日毎日の牛の観察が大事です。導入直後の観察には特に気をつけながら、牛の住みやすい環境づくりに努め、元気な牛を飼っています。」

上浦地区 川原 澄広さん

「牛は草食動物なので、良い草を食べさせてあげれば、おいしい牛乳をだしてくれます。ふん尿をたい肥化し農地に還元する環境にやさしい循環型農業に取り組んでいます。」

養豚

えびのの養豚もさかんです。丘の上にある八幡ヶ丘公園の中腹に、元気な黒豚が畜舎の中をかけまわっている。遠目塚修さんは、黒豚200頭の生産にこだわっている。独特の飼育で、甘くて、臭いが消える“えびの産黒豚”のブランドになっている。

東原田地区 遠目塚 修さん

「黒豚の畜舎に近づいても匂わないでしょう。裏山の土着菌の培養を行いのこくずに混ぜて、し尿を発酵、分解させ、住みやすい環境で元気な黒豚を飼っています。父から引き継いでまだ1年。まだまだ、増やします。」

養鶏

密閉した養鶏場が多い中で、JAえびの市では、鳥インフルエンザ対策の徹底を行い、さわやかな高原の風を鶏舎にいっぱい入れて健康な養鶏に取り組んでいます。EM菌や緑飼など、餌にも独特の工夫をこらして黄身の濃い“一元気たまご”が、えびのの自慢です。